時間とお金は同じもの?
こんにちは、そらまめです。
今回は、「時は金なり」ということわざがあるように、時間とお金は同じ様に大切なものだと言われています。このじかんとお金の共通点を探ることで、思考の選択肢を広げてみたいと思います。
時間とお金の類似性
現代生活では忙しい人が多くなり、時間の重要性が高まってきています。時間をお金で買うなんて言う事も多くなってきているのではないでしょうか?ですのでこの二つの類似性を考えることが重要になってきます。
1、有限である(殆どの人にとって)
2、何かを達成するのに必要となる手段である。
3、そのための「やりくり」次第で、使い方の巧拙が分かれる
4、複数のものの間の「尺度」となって、優先順位付けされる
これらの共通点を考慮して、時間とお金が実は「同じもの」であると考えると、そこから様々な考えが広がっていきます。
時間からお金に関する気づき
私達は訪問販売などを受けたときに、「今、忙しいから。」などと言って断ることはありませんか?これは、本当に時間がなくて忙しいからという意味ではなく、「他にやることがあるから」つまり「優先順位が低いから」という事を意味し、聞いている方もうすうす感づいていることです。
この様に、時間の場合は分かり易いのですが、お金の場合は意外にそう考えないことも多いのではないでしょうか?
営業でお客様に「予算がないから買えません」と断られることがあると思います。そうすると、そうするとそれをそのままとって、上司に「買わないのは値段が高いから」とそのまま報告する営業マンは結構多いのではないでしょうか?
「時間がない」と同様に「お金がない」も「優先順位が低い」と言われているだけです。本当にお金がないから何も買えないという状況は少ないはずです。
重要なのは「値段が高いから」という理由であれば「売れないのは自分のせいではない」ことになりますが、「優先順位が低い」という理由であれば、「重要性をさらにアピールする」など自分で努力できることになります。
「思考停止」は、何かの原因を環境や他人のせいにした時に起こります(他責思考)。すべてが自分の責任だと考えて(自責思考)限り、「どうすればよいか?」という形で思考回路が動き続けるからです。
お金から時間に関する気づき
他人のお金を余計に使わせてしまった場合は、これは非常にまずい事であり、場合によっては「弁償」しなければいけない状況なのはすぐにわかると思いますが、同じ様に他人の時間を余計に使わせてしまった場合には、そこまでの気持ちにならないでしょう。
ところが、今の時代はお金と同様(あるいはそれ以上に)時間が貴重であると考えている人は沢山います。このような場合には、他人の時間を余計に使わせてしまっていることについての「申し訳なさ」も感じなければならないという事が、お金の問題から学べることと言えます。
まとめ
現代社会は、お金と時間が同じ位の価値になりつつあります。という事は、管理方法に関しても同じような考え方をする必要性も出てくるのではないでしょうか?お金は家計簿などを付けますが、使った時間は管理していない方が殆どと思います。逆にスケジュールで時間を日単位で管理していますが、お金をの使い道を日単位で管理する人も少ないのではないでしょうか?そういう処を考えてみるのも思考の選択肢を広げることに繋がるのではないでしょうか。