そらまめの雑記

本などで学習した内容のアウトプット・好きな事や物・日々思ったことなどを書いています。

根本的な思考回路について

こんにちは、そらまめです。

 

今回のテーマは個別の行動と根本的な思考回路についてです。個別の行動とは人の行う一般的な行動のことです。そして、一般的に思考回路というと「思考の道筋」「思考のパターン」という意味を持ちますが、ここでいう思考回路とは個人の持つ基本的な思考の大本となるものです。

これだけだと分かりにくいと思いますが、イメージとしては表層に個別の行動があり、その芯に根本的な思考回路があるといった感じでしょうか。

 

さて、ここからが本題なのですが、個別の行動というのは例えば料理で言えば野菜や肉・魚などを切る・焼く・煮るなどの行為のことを言います。

料理の初心者の方などは、最初はレシピに書いてあるからその通りに調理を進めていく為、特にその行動に理由までは考えないと思います。

この状態の時の思考回路はレシピに書いてあるから行動するということになります。

 

この状態ですと、ロボットと同じでインプットされたレシピ通りに作るということになり、自分の中にレパートリーとして取り込むことはまだ難しい状態にあると思います。

 

そこで思考回路を変えてみます。この場合は美味しい料理を作るということを考えながら作業するようにします。すると、例えば食材を切るということにしても、なぜ切るのかという風に考えながら行うようになります。逆に言えば目的に沿えばレシピ通りの切り方でなくても良いわけです。味付けなどに関してもそうです、目的があれば必ずしもレシピ通りでなくても良く、アレンジを加えて自分好みにしてもいいわけです。

 

この様に、料理の例で言えば思考回路を変えることにより只作業をしていた状況から、自分で考え目的に向かって個別の行動を行うことが出来るようになった訳です。

こうなってくると、レシピを見ても理解度が遥かに変わってくると思います。

 

仕事に関してもそうで、根本的な思考回路を変えて仕事の目的がハッキリと見えている状態に変えてやると、目的に到達する手段を一々上司や先輩から指図されずとも自分の考えで行うことが出来るようになり、いわゆる指示待ち人間にならなくてもよくなる様になると思います。

 

普段の生活や仕事の中で根本的な思考回路の転換や設定を行って個別の行動をする様になれば、他の人からのアドバイスに対しても一を聞いて十を知る様な吸収の仕方も出来るようになると思います。

 

根本的な思考回路を変えるということになってくると、難易度も高く時間がかかる半面で、一度達成してしまえば、個別に対応しなくてもすべての行動が一気に変わるという大きなメリットがあります。

 

思考回路を変えることで見えてる世界も変わってくると思います。

皆さんも一度頭を柔らかくして自分の思考回路について考えてみるのも良いかもしれませんね。