そらまめの雑記

本などで学習した内容のアウトプット・好きな事や物・日々思ったことなどを書いています。

遠くの物ほど価値がある?

こんにちは、そらまめです。

 

今回学んだお話は、「遠くのものの扱い方」です。

また、意味が分かりませんね((笑)。

ここでいう遠くのものとは、例えば人の距離感でいえば、近くは家族で友人、学校・会社の同僚など、塾・講習会の先生の順で遠くなっていきます。

時間でいえば、今生きている人よりも昔の人のほうが遠くのものになります。

 

さて、ここからが本題ですが、人間はどうやら遠くの物のほうがありがたく感じるらしいです。例えば同じアドバイスを受けるにしても家族からよりも、塾や講習会の先生から受けるほうがちゃんということを聞いたり、過去の偉人の言葉のほうが重みを感じたりするとのことです。言われてみると確かにそうかもしれないですね。

 

頭の使い方に関しても同じ様なことが言えるかもしれません。経験や知識を積み重ねていくと「身近にあるもの」で済ませようとするようになる様です。これが「頭の固さ」の一つの原因になるそうです。何故かというと、結局人間は楽をしたくなる生き物ですから、身近な世界で考えていれば楽だからだそうです。

 

仕事での創造的なアイデアもそのほとんどは既存のアイデアの組み合わせであることが多いですが、そこには一つのポイントがあってそれがまさに「遠くのもの程価値がある」ということです。頭が固い人はアイデアを出すときにどうしても同じ業界のものと掛け合わせようとしがちですが、ここで頭を柔らかく使い全く違う業界のものと掛け合わせたらどうなるだろうと考えます。それがうまくつながった瞬間に全く新しいアイデアが生まれてくるのです。頭の柔らかい人は普段から「遠くの話」にアンテナを張っている様です。

 

以上のことから考えてみると、新しいアイデアを出すためには二つのことが必要なようです。一つは普段からとにかく幅広い経験(仕事・遊び問わず)をして自分から「遠い世界」の情報を仕入れること。二つ目が、それを無理やり掛け合わせてみることです。頭の固い人はこの無理やり掛け合わせるということ自体を発想することが出来ません。ここに大きな違いが出てくる様です。

 

 今回学んだ事から、私も普段からパズルのピースを集めるように、色々な世界の知識や経験を集めておくようにしたいと思います。そのピースがどこでどのように役立つかはわかりませんが、いつでも取り出せる様に引き出しの中にしまっておいて、やわらかい頭で無理やり掛け合わせるようにしたいものです。