そらまめの雑記

本などで学習した内容のアウトプット・好きな事や物・日々思ったことなどを書いています。

単純に考える

こんにちは、そらまめです。

 

今回学習したのは、「考えること」についてです。

いきなりですが、皆さんは同じテーマについて「100ページのレポート」と「1ページのレポート」では一体どちらが書くのが難しいでしょうか?普通にに考えると1ページの方が簡単そうに思えますが果たしてそうでしょうか?

まず考え方として100ページのレポートは100ページ分の知識量や情報収集をして書かねばなりません。

対して、1ページ分のレポートは2通りの考え方があります。

まずは、1ページ分の知識量と情報収集で書く方法、これが一番簡単でしょう。

対する二通り目の考え方は100ページのレポートを作るのと同じ位の情報収集をした後にそれらの膨大な情報から読み取れるキーメッセージや自分の見解を突き詰めて考えると共に、再構成してシンプルなメッセージとして集約した結果を1ページにするというものです。

100ページのレポートには知識は必要でもまとめる能力も時間も必要ありませんが、二通り目の1ページのレポートは知識量に「加えて」まとめる能力と時間が必要になります。

つまり、同じ1ページのアウトプットでも、「1のインプット」をして「そのまま」アウトプットするのと、同じ1ページのアウトプットでも「100のインプット」をし、そこに込められたメッセージを自分なりに解釈し、再構成した結果として徹底的に絞り込んアウトプットを1ページ出してくることの違いがあります。

前者を「短絡的」「深く考えない」という状態で、後者が「単純に考える」ということだと思います。単純に考えることは、複雑で膨大な情報を再構成するの処理が必要だという事です。

「柔らかい頭」とは、この得た知識や情報を自分なりに解釈し再構成する能力のことだと思います。単に膨大な知識を持っていることとは違った能力が必要なのではないでしょうか。

単純に考える頭、膨大な情報や知識をシンプルにまとめ上げる力、ぜひ身に付けたいものだと思います。