そらまめの雑記

本などで学習した内容のアウトプット・好きな事や物・日々思ったことなどを書いています。

私の休職期間の記録 後編

こんにちは、そらまめです。

 

今回は前回の続きです。

 

リカバリセンターに通い始める

復職の目標を見つけた私は、具体的な行動に移ります。まずは、私の通っていた心療内科の運営するリカバリセンターに通所を始めました。ここは、他の病院にもある様な社会復帰や復職を目指す方が通う施設です。ここに週2日通うようにしました。目的は他の通所者の方とのコミュニケーションや、プログラムでの病気についてや対処方法の学習です。あと、決まった時間に通所しないといけないので、生活のリズムを整えることも出来ます。ここに通いながら、他の時間は読書をして集中力を鍛えたり、散歩をして働ける体力の回復に努めたりしていました。最初はリカバリーセンターから帰ってくると疲れて横になったりしてしまっていましたが、慣れてきて体力が戻るにつれ、段々とその時間も減ってきました。

体力が付いてきたので、家の家事もこなすようになり料理も始めました。これも脳を使うという意味でよかった活動だと思います。

行動活性化期の過ごし方

回復期が過ぎ、行動活性化期に入った私はリカバリーセンターへの通所日数を増やしたり、読書をした内容を要約してアウトプットしたり、運動をすることで更なる体力アップを図るなど、復職に必要そうなことに取り組み始めました。同時に会社には復職プログラムがあり、そのプログラムのステップの課題をこなし始めました。生活リズムも会社に通っていた時の起床時間で起きて、リカバリーセンターが休みの日は通勤時間に家を出て、会社まで実際に行ってみて通勤トレーニングを行っていました。夜は、早めに寝るようにし睡眠時間を十分に確保するように努めています。今回休職して学んだ事の中で一番の学びは睡眠の重要性だったからです。

会社とのやり取り

会社とのやり取りは、最初は傷病手当金申請書を毎月一回提出に行く程度でしたが、復職プログラムに取り組むようになって、生活記録表などの提出書類を出しに行くときになど、たまに上司と面会するようになりました。

そして、復職プログラムを順調にこなしていった私は、ついに保健士さんと上司との面談を行うことになりました。そこで、課題として「休職に至った要因」と「再発防止策」の2点をレポートで提出することになっていました。

最初の面談時のレポートはとても出来の良いものではなく、ダメ出しの嵐でした。もう本当に凹みました。1ヶ月後に再提出と面談を行うという事で終わりました。

今度は、客観的に自分を見直し休職の要因を分析したところ前回とは全く違うものが出来上がりました。再発防止策も練り直しました。

再面談ではまた、多少のやり直しを求められましたが、同時に復職に向けて主治医の復職診断書の提出を求められたのと、次回は産業医の先生と面談を行いそこで許可が出来れば5月より復職という処まで話を進めることが出来ました。

やっと具体的な日程が出てきたので正直とてもうれしかったです。

復職日へ向けての生活

具体的な復職日が設定されたので、私は生活を完全に通勤している時の起床時間にして、夜も起床時間に合わせた就寝時間に設定し直しました。また、夕食も帰宅後作るイメージで作り始める時間を遅くしたり、食べ始めの時間やその後の過ごし方も見直しました。復職しても取り敢えずは与えられる仕事も多くはないでしょうし、何よりも大事なのは毎日元気に通勤することと、再発させない事なので、毎日その点を考えて生活しています。一番やってはいけないことが「焦る」ことだと思います。例えば、「復職したら早く職場になれないと。」とか、「早く皆に打ち解けないと」などと考えるのが一番よくありません。私は、自然体で会社に行ってのんびり過ごしてのんびり帰ってくる位の気持ちでいこうと思っています。上司にも「まずは、元気に会社に来て、元気に帰ることを目指しなさい。」と言われたのもあります。それを言われなければ、最初から全力で取り組もうとし潰れていた可能性もあります。気付けて良かったと思います。

最後に

復職に向けて、リカバリーセンターには本当にお世話になりました。何かあればスタッフの方が相談に乗ってくれるし、復職した後も土曜日だけ通っている方達の話を聞くことが出来たり、病気の勉強や対処法を沢山学ぶことが出来たりと良いことずくめでした。おそらく、復職の直前まで通うことになると思いますし、復職後も出来る限り通いたいと思っています。

また、読書は非常に良かったです。今後も勉強を続けていきたいです。

のんびりと、復職の日を迎えたいと思います。